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おはなし玉手箱　〜実家におけるハム星の末路①

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『おはなし玉手箱　〜実家におけるハム星の末路①』はヤフオクでから01月18日 15時 16分に出品され02月07日 15時 16分に終了予定です。即決価格は489,929円に設定されています。現在925件の入札があります。決済方法はYahoo!かんたん決済に対応。東京都からの発送料は落札者が負担します。ＰＲオプションはYahoo!かんたん決済、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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商品詳細

こちら
ちびっ子に大人気！
PUI PUIモルカーをモデルに
色紙で折った「玉手箱」の出品です。
中にはポテトの好物のニンジン
が入っているのかと思いきや
中身のないおはなしが入っています。
語り部はトレジャーモルカー。
洗車を繰り返した様で、頬は赤く
やたら黄金色です。

こちらの玉手箱
思いの外
Carラフルに出来ましたので
小物入れにいかがですか？

サイズは縦8cm×横8cm×高さ4cm
お気に召して頂けましたら
折りたたみ、封筒に入れ
郵送で送らせて頂きます。

なお、ゴールデントレジャーモルカーは
黄金のニンジンを探し回り、
元通りのワイルド色のモルカーに
戻らなくてはならない為
お付けできません
ご了承下さい。

中身のないおはなしはこちら↓

画像５枚目
我が配偶者が本気で描いた鼠族の星
ミッキーマウスです。

姪っ子が飼っていたハムスターが
お星様になったそうだ。
連絡を受けた際には私も涙した。
姪っ子からのメールには
写真もよく添付されており
私も飼っている気でいた。
本当に可愛いくて
食いしん坊なハムスターだった。

しかし実家では扱いが違っていた。
姪っ子が婆ちゃんに
「穴を掘ってお墓を作りたい」
と掌に乗せたハムスターを見せると
「こりゃあネズミぢゃ」とシッポをつまみ
乱暴に焚き火へくべようとした。
姪っ子はネズミを拾い、泣きじゃくり
ひい婆ちゃんの所へ行った
ひい婆ちゃんはひい婆ちゃんで
「こりゃあカラスのエサぢゃ」
と下の畑に放り投げた。
大泣きしながら、拾いに行き
妹と私がしゃべっている所へ戻ってきた。
泣きすぎてしゃっくりをしながら
顛末を話す姪っ子が
なんとも気の毒ではあったが
妹と私は
「あの二人はそうじゃった」
と苦笑うしかなかった。
すっかり忘れていたが
母(婆ちゃん)も祖母(ひい婆ちゃん)も
昔からネズミとヘビには容赦がなかった。
特にヘビは血祭りに上げないと
気が済まなかったようで
母が「ヘビぢゃっ」と叫ぶと、
祖母はどこにいようとすぐさま現れ
クワを振り下ろす
「ザクッ」という音が聞こえると
「さすが婆さん」と賛美の声が上がり
高揚した顔の二人は
獲物を見せに家の中に入ってくる。
父や他の兄弟にいいだけ見せると
(私は絶対見ない)
亡骸を下の畑に投げ、祭りは終焉を迎える。
　
つづく

商品の情報

カテゴリー:	ハンドメイド>>>趣味/おもちゃ>>>クラフト/布製品
商品の状態:	目立った傷や汚れなし
配送料の負担:	送料込み(出品者負担)
配送の方法:	普通郵便(定形、定形外)
発送元の地域:	京都府
発送までの日数:	2~3日で発送